【爆音不要】最強の目覚まし時計とは?|自然で快適にスッキリ起きる方法
起きなきゃいけない時間にどうしても起きれない
こんな悩みを抱えてる人は社会人・学生を問わず山ほどいるでしょう。
朝寝坊をしないための必須アイテムと言えば目覚まし時計です。
ネット通販サイトで「目覚まし時計」と検索すると、山ほど商品が出てきますよね。
またスマホのアプリでも様々な工夫が施された目覚ましアプリがリリースされています。
それだけ多くの人が朝の起床に悩みを抱えてるって証拠です。
・最適な起き方とNGな起き方
・スッキリ起きるためのメカニズム
・最適な起き方を実践するための目覚まし時計
1 アラームでの目覚めは最悪
「絶対に寝過ごせない!」って日にする対策と言えば、こんな感じでしょう。
・目覚ましの音量をMAXに設定する
・複数の目覚まし時計をセットする
・スヌーズ機能
基本的には大きな音を出して目を「覚まさせる」って方法です。
「最強の目覚まし時計」と聞いて、爆音のアラームが鳴る目覚まし時計をイメージした人も多いのではないでしょうか?
しかし定番のアラームによる目覚ましは快適で確実な起床には全く向いていません。
睡眠中に突如としてかかる爆音は、自然界で寝込みを急に敵に襲われた状況と同じです。
毎朝そんなストレスをかけられてはスッキリ起きられるわけがありません。
1日のスタートがストレスからって気分最悪だよね
しかも危険からとりあえず逃げるために必要最低限の機能だけをオンにするだけです。
そのため身体は起きてるんだけど頭は全く起きておらず、いわゆる寝ぼけた状態になります。
「目覚まし時計が鳴らなかった!」「鳴ったのに全く気付かなかった!」
こんな話はよく聞きますが、間違いなくあなたの手で目覚まし時計を止めています。
頭の起きていない完全な無意識のまま身体が起き出してアラームを止めてるだけです。
無意識すぎて記憶にも全く残ってないってわけ
同じ理由で、振動や電気ショックといった刺激で起こそうとする目覚ましもNGです。
最強の目覚まし時計とは最も人間の身体に合った、自然な方法で起きれるものです。
2 睡眠と光の関係
先に結論から言ってしまうと、最強の目覚まし時計は「光」です。
光が睡眠と起床に与える影響と、そのメカニズムについて簡単に解説します。
なお光と睡眠の質の関係について詳しくはこちらのページで解説してるので参考にしてください。
2-1 起床と睡眠に関係するホルモン
人間の起床・睡眠にはセロトニンとメラトニンそしてコルチゾールというホルモンが深く関係しています。
夜:メラトニン↑ セロトニン・コルチゾール↓ = 眠くなる
朝:メラトニン↓ セロトニン・コルチゾール↑ = 目が覚める
夜はメラトニンを増やし、減らさないようにすることで睡眠の質が向上します。
逆に明け方はメラトニンを減らすことで、血圧を上げる効果のあるコルチゾールが増え、スムーズに目が覚めます。
そしてこのメラトニンの量に関係してるのが「光」なのです。
2-2 光のコントロールの重要性
人間は本来、夜暗くなったのに合わせて眠くなり、朝日が昇るのに合わせて起きる一定のリズムで生活していました。
光に影響されるのは現代のぼくたちも変わりません。
しかし現代は人工的な光に溢れ、昼夜問わず常に明るい環境にあります。
自然で身体に合ったリズムで就寝・起床するためには意識的に光をコントロールしないといけません。
寝る直前までスマホやTVなどを見ないように言われるのはディスプレイの照明でメラトニンが減ってしまい眠くならないからです。
逆に朝起きてからいつまでも暗い室内にいると、メラトニンが減らずにいつまでもボーっとした状態が続きます。
3 朝陽を取り入れる
一番かんたんな目覚まし方法が朝になったら朝陽が差し込むようにすることです。
3-1 カーテンがネック
ただカーテンを開けっぱなしにして寝るのは、防犯上も睡眠の質の観点からもビミョーなアイデアです。
特に都会は外の明かりが夜間も入ってきます。
遮光カーテンなどで完全にシャットアウトしないと、入眠が難しくなり睡眠の質にも悪影響です。
しかし性能の良い遮光カーテンほど今度は朝目覚めるときに十分な光が部屋に入って来ないっていうジレンマがあります。
3-2 カーテンを自動で開ける
そこで非常に役立つアイテムが、自動でカーテンを開閉してくれるロボットです。
カーテンレールに設置して、タイマーをセットするだけで時間になったらカーテンを開けてくれます。
これなら夜は遮光して、朝は日光を浴びて起きるといういいとこどりで快適な睡眠生活が可能です。
3-3 カーテンロボットのデメリット
しかしそんな便利なカーテンロボットにも大きく3つ難点があります。
①部屋の日当たりがそもそも悪い
②日の出より早く起きる日や天気の悪い日
③家族を起こしたくない時
まず部屋の日当たりが良くない場合は、いくらカーテンを開けても光は差し込みません。
また早朝に起きる場合や曇天だと、目覚めるのに十分な強い光は入って来ないでしょう。
特に日照時間の短い真冬などは起きる時間どころか、出発する時間まで朝日が昇らないこともあります。
そしてパートナーや家族と同じ寝室の場合、自分だけ起きるっていうのが難しくなります。
生活リズムの違う家族を全員自分と同じタイミングに起こしてしまうのは理解が得にくいかもしれません。
こういうポイントも加味して寝室は分けることをオススメしてるよ
こうした課題が特にない人には遮光カーテンとカーテンロボットの組合せがオススメです。
安価に上がりますし、何より自然の光の効果は絶大なので。
5 光目覚ましのススメ
カーテンロボットが使えない人はどうすればいいの?
カーテンロボットの3つの課題に引っかかってしまった場合にオススメなのが光目覚まし時計です。
5-1 光目覚まし時計とは?
光目覚まし時計は設定した時間に人工の強い光を発してくれる機能を持つ目覚まし時計です。
日光を浴びたのと同じように快適な目覚めが可能になります。
日当たりや日の出の時間といった条件に左右されることなく、いつでも好きな時間に光で目覚められるという優れものです。
サイズや光の届く範囲や向きなどの機能に配慮して買えば、家族を起こすことなく光で起きられます。
「マツコの知らない世界」などメディアで紹介されたのを機に、認知度が上がり商品も増加中です。
幅広い商品の中から自分の生活環境に合わせて商品を選ぶことが出来るので、ベストな一品が見つかるはずです。
5-2 照度には注意
光目覚まし時計は非常に多くの商品がリリースされています。
ネット通販サイトなどで「光目覚まし時計」と検索すれば沢山出てくるはずです。
細かい機能などもありますが、何より注意してほしいのが「照度」。
起きるために使うものなので、起床に十分な光の強さが無ければただの明かりにしかなりません。
補助的な機能や値段もさることながら、照度は第1条件から外さないようにしましょう。
これらの要素を踏まえて、具体的なオススメ機種などについては別のページで解説します。
まとめ
心地よい目覚めのための光目覚まし時計のススメでした。
音に頼った目覚ましは身体には不自然で、光を浴びることで起きるのが最も人のリズムに合っているということです。
眠りが浅かろうが深かろうが関係なく音で叩き起こされるのは非常にストレスが大きいです。
もちろんスッキリ起きるためにはしっかり睡眠がとれてることも重要で、この問題はニワトリ卵でもあります。
それでも比べて光目覚ましを使ってからの寝起きは圧倒的に快適なのは事実です。
徐々に明るさが増していくので、それに合わせて睡眠が浅くなっていき、保険で併用してる目覚まし時計のアラームより先に起きられます。
テクノロジーで生活を豊かにしたって久々にテンション上がった買い物でした。
このようにストレスをお金で解消できる本当に満足度の高い買い物というのは滅多にないので、オススメです。
ただ1つ注意することは、起きる時だけが問題とは限らないってことです。
快適な起床は睡眠の質から、そして睡眠の質は寝る前の行動から決まっています。
つまり起きる瞬間だけどうにかしてもあまり意味は無いということです。
眠りを挟んだ前後の両方に気を遣っていきましょう。
もし興味を持ってもらえたなら具体的な商品の選び方のページも参考にしてみてください。
てなとこで。
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