【楽天証券が改善!】このニュースを信じて良い?乗り換えを検討するポイント5選

楽天証券から投信クレカ積立のポイント還元率アップのニュースがリリースされました。
その改善の概要については別のページで詳しく解説しています。

この改善でギリギリ地下帝国から這い出せた感じだね

楽天ポイントは経済圏の先駆者的な存在で、改悪が続いてるとは言え、共通ポイントとしてはかなりのプレゼンスを保っています。
そこで問題になるのが、今回の改善を機会に楽天証券に乗り換えるべきか?ということです。

SBIとかマネックスの勢いもなかなかだもんね

このページでは楽天証券への乗り換えを検討すべきかどうか?
その判断基準となる項目を紹介します。具体的には以下の5つです。

①投資方針 ②ポイントの利便性 ③改悪リスク ④乗り換えコスト ⑤年会費

またぼく自身が取る選択肢とその理由も参考として紹介します。

今後の改善・改悪発表時にも応用できる知識になるよ

基準1 投資方針と資金力

ポイント還元のオトクさに意識がもってかれがちですが、大元は投資です。
そのためここに対する考え方や戦略が最も重要な基準になります。

大きく2つの要素が関係してるよ

①過去のデータと今後の展望
②実行できる資金力の有無

過去のデータを見る限り長期的には株式市場は右肩上がりの成長を続けてきています。
つまりなるべく早く多くの額を投じているほどリターンは大きくなるってことです。

このデータの信者は「新NISAは入金力ゲーム」って言ってるよね

この傾向が今後も続くと考えるのであれば、多くの金額をポイント還元を受けながら投資できる楽天証券は有利になります。

クレカ5万とキャッシュ5万の合わせて10万まで投資できるからね

逆に過去はあくまで過去であり、今後の傾向を予測する役には立たないって見方もあります。
つまり過度に集中投資するより、金額や時期を分散してリスクヘッジを図るという考え方です。

過去のデータに基づいて投資判断をするのは、バックミラーを見ながら運転するようなものってね

こういう考え方をしてる場合は、投資枠の大きさがさほど大きなメリットにはなりません。
また入金力ゲームに参加するだけの資金力があるかどうかも非常に重要なポイントです。

そもそもの部分だね

基準2 ポイントの利便性

もう1つ根本的でかつ衝撃的な事実があります。
貰えるのはあくまでポイントであって現金キャッシュバックではありません。

超重要なんだけど、みんな忘れてない?

還元されたポイントを上手く使えなければ、いくら還元率が高くても全くもってメリットにはなりません。

東京に住んでる人が沖縄の離島の店限定のポイントを100万円分もらっても活かせないもんね

もちろんポイントを使いきろうとしてムダなモノをムリして買うのもNGです。
そのためポイントは出口まで意識する必要があります。

帰るまでが遠足・使い切るまでがポイ活ってね

楽天ポイントやSBI経済圏で還元されるVポイントの場合は、クレジットカードの支払いに充てることができます。
つまり還元されたポイントで投資するループができるってことです。

まるで永久機関だね

マネックス証券は還元率こそ高いですが、現状クレカの利用額への充当はできません。
他の共通ポイントに交換して利用するのが基本になります。

代表的な交換先とレートは以下のとおりです。

交換先交換レート(マネックス:交換先)
ポンタポイント1:1
Tポイント50:50
nanacoポイント50:50
WAONポイント100:100
Amazonギフト1:1
JAL・ANAマイル1000:250マイル
※その他にも交換先はあります。詳しくはマネックス証券HPで確認ください。

交換レートとか交換先ポイントの使い勝手も考慮しないと、せっかくの高還元でも活かすことができません。

因みにマネックス証券の場合は、寄付という選択肢も提供されています。
幸せになる有効なお金の使い道のスタートとしてポイントから始めてみるのもアリかもしれません。

基準3 改悪のリスク

サービスが改悪される可能性についても考えておく必要があります。
投資は長期で行う前提なので、恩恵が薄れてしまうリスクにも備えておく必要があるでしょう。

この点では楽天証券はかなり不利です。
今回の改善も新NISAの顧客を獲得するまでのもので、呼び込めた段階で改悪するという見方がかなり大勢を占めています。

改悪の嵐でみんな疑心暗鬼になってるね

人狼ゲームやってるみたいな心理状態なんだろうね

確かに他の証券会社に比べてもサービス改悪の可能性・改悪する余地が最も大きいのは楽天証券です。
ただし理由は違えど改悪の可能性については各社ともあるという点については留意しておく必要があります。

・楽天証券 : モバイル事業が重荷になって
・SBI証券 : 囲い込みができたから

還元シミュレーション的な長期での比較をしないのもそういう理由?

ムダな努力はしない主義

いずれにしてもポイント還元は利用者を拡大するための客寄せパンダでしかありません。
集客が落ち着いてくれば、徐々に縮小されていくものです。

手のひらを返すような急激な改悪のリスクは楽天証券の方が高いです。
SBI証券は楽天証券潰しには全力ですが、ユーザーに酷な対応はしないイメージがあります。

・SBI証券 = 堅気に優しい極道
・楽天証券 = 見境ないチンピラ

リスクの高低はあれど、どの経済圏を選ぶにしても改悪のリスクはあることを認識し、流動性の低い要素で比較することをオススメします。

基準4 乗り換えコスト

やったことがある人は分かると思いますが、証券口座の移管手続きは非常にめんどうでかつ時間もかかります。
一括の移管が原則なので、手続きが完了するまで売買もできません。

このようなコストや機会損失を加味してもなおメリットが上回るのであれば乗り換える余地があります。
逆にそれほどメリットが無いと感じるのであれば乗り換えはナシです。

また他の証券会社が対抗措置を講じる可能性も意識する必要があります。
新NISA始動までは熾烈な顧客の争奪戦が続くはずなので、苦労して移動した直後に元いた証券がさらなる改善をしたら浮かばれません。

そもそもどうしよっかな?って悩んでる時間も勿体ないよね

だから迷うくらいならステイって割り切るのもアリだと思うよ

・手続きをめんどくさいと感じない
・改悪されるまでの短期間でも利益を取りに行く
・未だ証券口座を開設してない

前の2つはポイント活動家には多そうだね

些末なことにも信じられないくらいの執念を燃やすからね(失礼)

楽天証券は非常にサイト・アプリのビジュアルに優れており、見やすい・使いやすいのが特徴です。
還元率うんぬんじゃなく投資のしやすさという観点で、これから投資を始める人にオススメです。

基準5 カードの年会費

楽天証券でもSBI証券でも最大の還元を受けるためには高ランクのカードが必要です。
マネックス証券に関してはこういうものはありません。

証券会社カード名称還元率備考
楽天証券楽天ブラックカード2%還元インビテーションが必要
SBI証券三井住友プラチナカード5%還元年会費33,000円
インビテーションは不要

楽天ブラックカードはインビテーションが必須ですし、年会費がかなり高額です。
三井住友のプラチナプリファードはインビテーションこそ不要ですが、年会費がかなり高くなっています。

つまり最高還元はいずれも非現実的ということか…

どっちかと言えば三井住友かな?ってとこだね

現実的な還元率は1.0%になります。
つまり楽天プレミアムカードと三井住友ゴールドカードです。
この2つを比較すると以下のようになります。

証券会社名カード名称還元率年会費備考
楽天証券楽天プレミアムカード1%還元11,000円
SBI証券三井住友カードゴールド1%還元5,500円修行達成で年会費無料

この2つで比較した場合、三井住友カード・SBI証券の組み合わせの方が有利です。
元々の年会費も安い上に、100万円利用を達成することで年会費が永年無料になります。

楽天プレミアムカードは11000円と年会費が高い上に、無料にする方法もありません。
0円と11000円とでは天と地ほどの差があります。

高低差ありすぎて耳キーンなるね

楽天プレミアムカードも特典をフル活用することで年会費分の元を取ることもできますが、それなりの買い物が前提になります。
そもそも特典の改悪リスクもあり、そうなると損益分岐点がさらに高くなるので安心はできません。

ポイント還元なんて買い物で使って初めて活きるものだしね

しかも特典分は期間限定ポイントだからより活用幅が限られるね

まとめ

楽天証券の改善ニュースを受けて乗り換えるべきかとどまるべきかの判断基準を示してきました。

判断ポイント詳細
①投資方針短期で高額入金するのを重視するなら月10万円までポイントバック対象なのは大きい
②ポイントの利便性
還元されたポイントが使えなきゃ意味が無いので出口も考えておく必要
③乗換コスト口座の移管はかなり手間。このコストを重く見るならとりあえずステイでもOK
④改悪の可能性どうせすぐ改悪すると予想するなら楽天は無し。ただ改悪の可能性はどこも同じ。
⑤カードの年会費最大還元を受けることを目指す場合、カードの年会費の高さも考慮に入れると楽天はコスト高そう

今回のテーマはあくまでクレカ積立の還元率メインでしたが、ポイント還元という視点ではSBI証券の投信マイレージの存在はかなり大きいです。
還元率は低くても継続的なものなので長期投資との相性は非常に良いと言えます。

こっちも縮小リスクはあるけど現状ではかなりのアドバンテージにはなるよね

最後に第三の選択肢を提示しようと思います。
それは非常にシンプルなもので、複数の証券会社に分散して投資を行うことです。

全ての証券会社でクレカ積立の満額まで積み立てる必要はありません。
投信できる資金を均等に割り振るでも、現時点で還元が大きいところに多めに割り振るでもOKです。

NISA口座をどこに設定するべきか気になる人もいると思いますが、同じ投資信託を同額積み立てるなら、どこでも良いと思います。
入金力を重視するなら10万円まで還元が受けられる楽天が有利かな?といったくらいの違いです。

ポイント還元より枠を埋めることを重視するならどこか1つに絞る必要があるけどね

ぼく自身は投資資金として月20万円確保してるので、楽天証券・SBI証券・マネックス証券で均等に5万円ずつ積み立てています。
残りの5万円は景気後退のタイミングを見て楽天証券で増額してく感じです。

もちろん証券会社の分散にはメリットと同時にデメリットもあります。
この点については別のページで詳しく解説するので、この内容を踏まえて各自で判断してください。
てなとこで。