【旅行トラブル】パスポートの更新手続き|名義変更はできる?
航空券の名義に引き続き、今度はパスポートの更新でのトラブルです。
今回は同行者ではなくぼくの方でした。
久々の海外旅行だったのでパスポートの申請手続きも必要でした。
とは言え元々持ってたのもの期限が切れたから申請し直すだけです。
調べてみたところ、更新と言っても実質的には新規発行の手続きと変わらないとのこと。
だからって油断してたせいで、またまたピンチに立たされることになります。
それが名義の問題です。
そんなとこで今回は、パスポートの名義変更手続きについての注意点に関するお話です。
前提として…
パスポートの申請についてに入る前に、今回の海外旅行の前提をお話しておきます。
まず今回初めて自分で海外旅行の手配をしました。これまでは幹事におんぶにだっこ状態。
手配自体は初心者のくせに、いっちょ前に代理店のパック料金は割高ってことだけは知ってたので自分でやろうと考えたわけです。
とはいえエクスペディアだからパックみたいなもんですが…。
事前に日程が決まっていたので安く買えるタイミングで先に航空券から買ってしまっていました。
航空券の名義変更のところでも紹介しましたが、ローマ字表記にはヘボン式と非ヘボン式と2つの方式があります。
基本的に航空券もパスポートもどちらでもOKです。
何かカッコつけたい節があって最近何でもローマ字表記を非ヘボン式にしてたから、航空券は非ヘボン式表記で登録しました。
因みにパスポートの表記は希望しなければ基本はヘボン式で、申請書の裏面に記載すれば非ヘボン式になります。
いざパスポートの更新手続きへ
この時、期限切れのパスポートの表記は特に確認しませんでした。
というのも「期限切れになった場合、実質的に新規発行」という説明を読んでいたからです。
「新規発行なら元のパスポートのローマ字表記がどうなってても関係ないか」と思ってました。
でもこれがピンチを招くことになろうとは…。
まずは必要書類を整える
パスポートの申請には申請書の他に戸籍証明書(謄本、抄本いずれも可)と身分証明書(マイナンバーカードや運転免許証)が必要です。
戸籍の発行申請書に押印欄があって焦りましたが、これは身分証明書があれば省略可能です。
ここで注意したいのが戸籍証明を発行申請するときに「本籍地・筆頭者」の情報が必要になるってこと。
本籍地が現住所と異なることも多いので、わざわざ平日に休みを取ってまで行ったのに知らずに申請できないなんてこともあり得ます。
とはいえ手段がないわけではないので安心してください。
同じ窓口で取得できる住民票に本籍情報を載せられるのでそれで確認できます。
ただその分手数料は余分にかかるので、やはり事前に確認していった方がいいでしょう。
旧パスポートは持っていく
では本題のパスポートの再発行手続きです。
まず期限が切れたパスポートがあるなら申請の際には持っていく方がスムーズになります。
必ず持っていかなければいけないわけじゃありません。
まず穴あけ処理をして使用不能にしてもらえるので、万が一紛失した時の悪用リスクがなくなります。
もう1つの理由が、再発行の場合、パスポートの番号が必要になるからです。
持参していないと保有状況確認のために窓口で余計な書類の記入と時間が発生します。
パスポートの表記変更は不可能
そして重大なことが1つあります。
期限切れの再発行が実質的な新規発行と言っても、それは手続き上(必要書類や印紙代)の話で、全く更にして申請できるわけじゃありません。
つまりローマ字表記は最初に発行した時のものから変えられないということです。
窓口でこれを聞かされたぼくは内心大焦りでした。
古いパスポートの表記が既に取得してある航空券と同じ非ヘボン式の自信が無かったからです。
結果的には一緒(非ヘボン式)だったから良かったんですが…。
神と10年弱前の洒落っ気出してた自分に大感謝祭。
ヘボン式と非ヘボン式の表記のいずれも出来る名前の人は、航空券を買う前にパスポートの名義を確認しておきましょう。
基本的にパスポートの名義中心です。
名義を変更できる例外もある
もちろん何が何でも名義の変更ができないわけじゃありません。
結婚して姓が変わった時はもちろん、個別に取得してしまって苗字の表記が家族とズレた時に1つにそろえるのも特別な事情としてOKになるんだとか。
当然のことながらぼくのように航空券の取り直しのコストがかかるなんてのは事情として考慮されるわけはありません。
ちなみに「過去のパスポート取得の有無」の欄で「No」にして新規と偽って表記を変えることも無理です。
マイナンバーに比べると個人を同定するには弱い気もしますが、住所と名前だけで検索できちゃうらしい。
そんな不正で海外渡航制限とかになったら嫌だし正直に申告しましょう。
まとめ
パスポートの名義変更についてでした。
名義(綴り)変更が必要な特別な事情として考慮されるレベルは高く、基本的には出来ないものと考える方が良さそうです。
最初に申請したものが一生ついて回るって考えると、表記の方法がいくつかある人は取得の時に慎重になった方がいいかもしれません。
そして言うまでもなく航空券を買う時はしっかり確認が必要です。
滅多にいかない役所の窓口での手続きは色んな想定外が起きるます。
必要なもの・情報を事前に確認をして漏れなく1回で済むようにしたいですね。
いや、しかし今回は救われました…。
といいつつ英語圏の人なら綴りの心配はないのに我々はローマ字のせいで苦労するというのは何とも…とかぼやいてみたり。
てなとこで。
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