【旅行トラブル】航空券の綴りを間違えた|名義変更はできる?

海外旅行には何度も行ってますが、旅券とか宿とかの手配を自分でするのは実は今回が初めてでした。
初めてでよくエクスペディア使ったな、と自分でも関心したくらいです。
で、やってしまいました、航空券の名義相違…。
同行者のパスポート名の確認を怠ったぼくの完全な落ち度ですが、いろいろ対応に追われて疲弊しました。
そんなとこで今回は、その時の対応過程についてのお話です。
さあ航空券の名義を変更することはできたのでしょうか?
ヘボン式・非ヘボン式に注意
当たり前のことですが、航空券の名義はアルファベット・ローマ字で登録します。
そこでややこしいのがヘボン式・非ヘボン式ってやつです。
中学1年くらいに学習したはずですけど、皆さん覚えてるでしょうか?
例えば「佐藤」さんはヘボン式では「SATO」と表記しますが、「SATOU」とか「SATOH」って表記パターンもあって、これが非ヘボン式です。
気取った表札とかだと後者の時ありますよね。
で、王道でヘボン式だろう(わざわざ申請しなければヘボン式で表記されます)って決めてかかったらなんと非ヘボン式を使ってました…。
ということで見事に名義相違事案の発生です。
ヘボン式・非ヘボン式そして洒落っ気のある奴には要注意です。
名義が違う航空券は使えない
これまた当たり前っちゃ当たり前なんだけど、パスポート名と名義が違う航空券は使えません。
読みが同じだったとしてもスペルが違えば別人とみなされます。
国を出て別の国に入るわけで夜行バスみたいに気軽にとは行かず、管理は非常に厳格です。
テロとか不法入国とかのリスクに対する国の安全を考えたら至極当然のことですね。
そうなったら、予約した航空券の名義をパスポート名に合わせるために変更をする必要が出てくるのです。
さて出発2ヵ月前だがどうなるか!?
航空会社に電話
海外のLCCだったから日本語対応の窓口に電話。
定番の「大変回線が混みあっています…」で10分くらいは待機でした。
平日の日中にかけてもこれだから土日は相当繋がりにくいんでしょう。
海外のLCCなのでカタコト日本語で対応でしてくれました。対応は横柄かと思いきや非常に丁寧です。
手続きしたい旨を伝えると色々と必要事項を聞かれます。
航空会社によって変わると思うけど、電話するときに以下の情報は手元に準備しておきましょう。
・予約番号・コード
・代表者名
・電話番号
・変更したい人の生年月日
・正しい綴り
正しい綴りを伝えると、メールでパスポートの写しと必要事項を送った上で再度電話してくださいと。
好感触なのでは?と思いつつ言われた通りに手続きしました。
そのあとで電話をすると本社に確認をとるので確認が取れ次第電話しますということで待機です。
変更は無事できたのか?
では名義変更は無事にできたのでしょうか?
結果から言うと…航空券の名義変更はできませんでした。
なので、新しく正しい名義で航空券を取り直すしかないという結論です。
せっかく安いのを買ったのに…と考えるか、安くなかったら悲惨だったと考えるか。
楽観主義のぼくの考えは後者だから多少は救われるますが、やっぱり名義やら生年月日やら情報は正確に入力するように注意した方がいいですね。
「当たり前すぎ」
同じ席の取り直しは?
でもこのまま新しく席を取り直すと同行者とバラバラになってしまいます。
取った席をキャンセルして、再度同じ席を正しい名義で予約し直すことは出来ないかと相談してみましたが、どうやらそれも無理らしいです。
席はバラバラになってしまいましたとさ。
まあ雑談せずにひたすら本が読めるとこれまたプラス思考です。
ちなみに不思議な話ですが、取り直しが出来ないはずのぼくの隣の席にはしっかり別の人が座ってました。
外国の人なのでテキトーで空いてた席に確認せずに座っただけかもしれません。
「隣空席だから楽だなー」っていう期待は裏切られました。
まとめ
航空券の名義でミスってしまった時の対応についての紹介でした。
同じ席の取り直しの対応とかは航空会社によるかもしれませんが、名義相違の航空券は使用できません。
そして名義の変更が対応できないというのは全ての航空会社に共通するようです。
同行者全員のローマ字表記と生年月日を確認しておくことは必須。
「わざわざ言われなくてもみんなやってるでしょ」
慎重をきしてパスポートの写真を送ってもらって現物で確認するくらいでもいいでしょう。
少なくともぼくはそれほどまでに悔いています。
これから初めて航空券の予約をする人、そして名義を間違えてしまった人の参考になれば幸いです。
とは言え変更が出来ないって結論だとあまり救われないかもしれませんが…。
てなとこで。
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