【三井住友Olive】貯金・節約家で話題のオトクサービス|基本とメリット4選
三井住友銀行のOliveが貯金・節約界隈で話題になってますね。
そのトレンドは掴んでるけど、実際のとこ何がメリットで話題になってるか分かんないって人も多いかもしれません。
三井住友Oliveは非常に複雑なサービスでメリットも掴みにくいモノので、このページではその基本について解説します。
・三井住友Oliveとは何なのか?
・Oliveフレキシブルペイの基本的な機能・使い方
・三井住友Oliveの利用による4つのメリット
ザックリとサービス・システムの概要を把握することで、自分が使うべきモノか考え始める取っ掛かりになるはずです。
ぼくの紹介コードを貼っておきますので、良ければ使ってください!
SF00149-0020182
1 三井住友Oliveってそもそも何?
三井住友Oliveって名前だけは知ってるけど、そもそも具体的に何なのかが分かってないって人も多いと思います。
クレジットカード?ポイントカード?全く別のアプリ?
みたいな状態でしょう。
地中海食に欠かせない健康食のアレを思い浮かべる人もいるかもしれません。
おらんやろ
概要を把握するだけならHPを見るだけで大体解決するはずなので、見てみると
fit for your cashless living
とのこと。
なるほど…全く分からん
もう少し読み進めると「キャッシュレスが見える、まとまる、使い分ける」と書いてありました。
ここまで来ると何となく分かりそうな気がしてきますね。
三井住友Oliveは簡単に言うと、三井住友グループが提供する金融関係の情報を集約できる総合金融サービスのことです。
具体的には三井住友Oliveというサービスのアカウントに以下の情報・機能が集約されます。
・SMBCダイレクト(残高照会・振込などの取引)
・SMBC ID(口座情報・クレジットカード情報の管理)
・カードでの支払い
・SBI証券の資産運用状況
このページの後半でオトクポイントを紹介しますが、散らかりがちな情報を一か所に集約できるのもメリットの1つと言えそうです。
スマホのアプリがごちゃつかなくなるのはいいよね
2 Oliveフレキシブルペイって何?
もう1つ三井住友Oliveに関係するよく分からないポイントがOliveフレキシブルペイです。オトク情報に行く前にこの機能についてもザックリ把握しておきましょう。
Oliveフレキシブルペイとは、簡単に言うと以下の4つの機能を兼ね備えた、1枚4役の支払いシステムのことです。
①三井住友銀行のキャッシュカード
②クレジットカード
③デビットカード
④ポイントでの支払い
使い方としてはスマホのタッチ決済を利用するほか、物理的なカードの利用も可能です。
アプリだけじゃなくて物理カードもちゃんと発行されるんだね!
クレジット・デビット・ポイントの3つの決済手段のうち、どの機能で支払うのかをOliveアプリ上で切り替えます。
ここで変更することで物理カードの機能も切り替わるよ
ここまでの内容、サービスの全体像を雑に整理すると以下のようなイメージです。
・三井住友Olive
金融サービスの集約を中心としたソフトの名称
・Oliveフレキシブルペイ
Oliveアプリで管理するカード(決済手段)、ハードそのものの名称
ザックリとはこんな感じで押さえておけばOKです。
3 三井住友Oliveは何がオトクなのか?
概要が分かったところで、みんながホントに気になってる内容の解説に入ります。
すなわち「三井住友Oliveって何がオトクでそんな話題なのか?」です。
三井住友Oliveのメリットは大きく分けると以下の4つがあります。
・基本特典
・選べる特典
・ポイント還元率のアップ
・ゴールドカードの年会費優遇
3-1 三井住友Oliveの基本特典
基本特典は三井住友Oliveのアカウントを開設してれば、全員が条件など無しに恩恵を受けられる特典です。
具体的には以下の4つがあります。
①定額自動送金手数料
②SMBCダイレクト送金手数料
③三井住友銀行ATM手数料
④毎月25日・26日のコンビニATM手数料
①定額自動送金の手数料
定額自動送金とは毎月決まった額を指定した銀行口座に振り込むシステムのことです。
以下のような用途が考えられます。
・貯金用口座への先取り貯蓄
・家賃などの毎月の支払い
・家族への仕送り などなど
このように定期的でかつ金額が決まっている用途に非常に便利な機能です。
※サービス開始当初は件数に制限はありませんでしたが、申込が殺到したため1アカウント当たり1件までに制限されました。
開始1ヵ月にして改悪ってなかなか幸先悪いね…
②SMBCダイレクト送金の手数料
SMBCダイレクト送金とは簡単に言えば振り込み手続きのことです。
銀行窓口に行かずにアプリで振込処理ができます。
他行の自分の口座とか友達との割り勘分とか臨時の振込に使えるね
無料で振込ができるのは月に3回までです。
ただし当面の間は月当たりの無料回数に制限はありません。
無限に振込し放題ってことだね!
因みにいつまで無制限かは書いてありませんでした。
定額自動送金の手数料改悪から察するに早々に3回にされそうだね
③三井住友銀行のATM手数料
三井住友銀行の本店・支店のATM手数料も無料になります。
こちらは回数制限などはありません。
振込は2つめに紹介したダイレクト送金で対応できるので、主に現金の入出金での利用がメインになりそうですね。
キャッシュレス化が進んでますが、現金派には嬉しい特典です。
家とか職場の近くに三井住友銀行の本店か支店があれば、ずっとATM手数料無料だね!
頻繁に下ろしすぎて浪費しないようにね
④25・26日のコンビニATM手数料
最後は毎月25日26日のコンビニATM手数料が無料になります。
因みにこれは基本特典ではなく、三井住友銀行のサービスとして提供されてるもののようです。
この日付の設定は給料日を意識してのことでしょう。
人によってはとても気の効いたサービスと感じると思います。
給料日にATMに駆け込むタイプには嬉しいね!
貯金・節約に関心があってマネリテ高い人にそういう人っていなそうだけどね
因みに25日・26日が土日に重なった場合は前後の平日に対象日がシフトするようです。
さすがに土日の手数料はサービスしてくれないみたいですね。
3-2 三井住友Oliveの選べる特典
三井住友Oliveで特徴的なのが、この選べる特典です。
4つの特典が展開されていて、その中から各自がカードランクに応じた数だけ選択して適用を受けます。
具体的な特典の種類は以下のとおりです。
①給与・年金の受取特典
②コンビニATM手数料
③ポイント還元率アップ
④ご利用特典
うーーん、これは悩むな…。
1回選んだらずっと固定ってわけじゃなくて、毎月選べるから気楽に構えてOK
また選択できる特典の数は以下のようになっています。
一般・ゴールド:1つ選択
プラチナプリファード:2つ選択
なお、申込の初月と2ヶ月目に関しては、一般とゴールドカードでも2つ選択可能です。
ただし希望の特典を2つ選べるのは、実質的には2ヶ月目だけになります。
これについては、どれを選ぶとオトクなのかとかと併せて別のページで解説するよ
①給与・年金の受け取りでポイント付与
1つめが給与・年金受取特典です。
この特典を選択して、三井住友Oliveに連携した銀行口座を給料や年金の受取口座に設定すると、毎月200ポイントが付与されます。
言わずもがなこれはVポイントね
一般とゴールドカードのクレジットカードの基本還元率は0.5%なので、実質的に40000円の利用分とイコールです。
それはかなり大きい!
②コンビニATM手数料が無料
この特典は文字通り、選択することでコンビニATM手数料が1回無料にできます。
ATMで現金の入出金を頻繁に行う人にはオススメの特典です。
25日・26日の無料と合わせれば月に3回まで手数料無料にできるね!
定額自動送金やSMBCダイレクトも使えるので、送金や入出金で手数料がかかることはかなり減るでしょう。
因みにOlive申込初月の選べる特典はこの特典×2で設定されています。
③ポイントアッププログラムの還元率+1%
Vポイントアッププログラムについてはこのあと詳しく解説しますが、この特典を選ぶことでプログラムでのポイント還元率がさらにアップします。
プログラムの対象となるコンビニや飲食店を利用する機会が多い人なら、これを選択することでポイ活がかなり捗ることでしょう。
なお対象の飲食店などのラインナップは以下のような感じです。
貯金・節約に励む人だと縁がほぼ無いラインナップですね。
スーパーとかまで拡充してくれたら選ぶ余地が出てきそうです。
④口座残高クリアでポイント付与
最後の特典がご利用特典です。
月末時点の口座残高が10000円以上であれば、100ポイントの付与を受けられます。
給与受取り特典の劣化版って感じだね
確かに1つめの特典に比べるとポイント付与の恩恵は薄いね
・給与口座として設定できない
・資金効率の観点で他のネット銀行を利用したい
こういう人にとっては次善の策になります。
定額自動送金も改悪されて複数口座に分散できなくなったので、こちらを選択する人も増えるかもしれません。
3-3 ポイント還元の強化
3つめのメリットがポイント還元の強化です。
具体的には以下の3つがOliveで追加されることになります。
①デビット利用の還元
②ポイント利用の還元
③Vポイントアッププログラムの加算
①デビット利用でポイント還元
従来の三井住友ナンバーレス(以下NL)カードの場合、デビット利用ではVポイントの還元を受けることができませんでした。
三井住友Oliveではクレジットカードに加えて、デビットカード利用でも同じく0.5%のポイント還元を受けられます。
デビットユーザーには嬉しいかもね
②ポイント払いでもポイント還元
より特徴的で恩恵が大きいのがポイント払いによるVポイントの還元です。
還元率はカード利用時よりは落ちますが、それでも0.25%のポイント還元を受けられます。
SMBCグループとSBI証券によるVポイントサービスは別名SBI経済圏とも言われています。
そのポイント還元の強さに惹かれて参入した人も多いかもしれません。
最近の楽天経済圏の改悪は酷いもんだからね
そうして還元されたポイントを使う時までポイント還元を受けられるというのはかなり大きいです。
③Vポイントアッププログラムの加算
3つめがプログラム対象店舗での利用によるポイント還元の強化です。
ポイントアッププログラム自体はNLカードでもありました。
今回Oliveの導入により、その還元がさらに上乗せされます。
具体的なポイント還元率の加算は以下のような率・条件になっています。
前半の10%分の還元はNLカードの時からあった還元です。
そこにさらに5%分の枠が追加されて、最大で15%まで還元が受けられるようになりました。
具体的には以下のような条件になっています。
因みに1つめは先ほど選べる特典の3つめで紹介したものです。
これを選択することで+1%になります。
住宅ローンなどはやや厳しいですが、貯金・節約・投資に励んでる人なら他の条件はけっこう簡単そうです。
住宅ローン条件にするならもう少し還元あってもいいのにね…
ちなみにVポイントアッププログラムで今回加算される5%はOliveを利用せず、NLカードで決済した場合でも受けられます。
Oliveアカウントの開設はマストですが、SMBC IDでNLカードを連携すればそちらでの支払いでも適用されます。
NLゴールドの100万円修行中の人も安心だね!
※100万円修行とは?
三井住友NLゴールドで年間100万円を利用すると、次年度以降の年会費を永年無料にできる。
これを目指すことを100万円修行と言う。
その他にも対象となるカードがHPに掲載されてるので気になる人は確認してみてください。
ただしデビット利用とポイント利用によるポイントの還元はOliveフレキシブルペイの利用がマストです。
ここの恩恵を受けたい場合はOliveを使う必要があります。
④Oliveゴールドの年会費優遇
三井住友のゴールドカードは年会費が年5500円かかります。
Oliveゴールドの場合、以下のキャンペーン期間内に申込をすることで、この年会費が初年度は無料になります。
キャンペーン期間 2023/3/1~2024/2/29
またOliveゴールドもNLカードと同じく100万円修行の対象なので、年間で100万円の利用を達成すれば年会費が翌年以降も無料になります。
初年度の年会費もかからないので、この間に100万円修行を達成すれば、最初からずっとゴールドカードを年会費無料で持つことができます。
これはNLゴールドには無いメリットです。
投信のクレカ積立の0.5%還元や継続利用特典の10000ポイント還元に恩恵を感じる人は、この期間に申込みをしましょう。
なお、現在NLゴールドで修行中の人がOliveゴールドを申し込むとどうなるのか?
これはやや複雑なポイントなので、この点については別のページで詳しく解説します。
まとめ
SMBCグループの新サービスOliveの基本知識の紹介でした。
銀行口座や資産状況などを1つにまとめるサービスで、1枚4役をこなすフレキシブルペイの機能の切り替えもアプリ上で行えます。
全員が適用される4つの基本特典と、4つの内から1つを選択して適用を受ける選べる特典があります。
また三井住友Olive開始に伴って、デビットやポイントなどの支払いでもポイント還元が受けられるようになり、Vポイントアッププログラムもさらに還元率がアップしました。
さらにキャンペーン期間中にOliveに申込をすれば、初年度の年会費が無料でゴールドカードを保有することができます。
100万円修行達成の見込みがある人は申込を検討してみましょう。
今回の解説はかなり大枠をさらう感じのものです。
具体的な使い方や注意点など他にも色々と解説が必要な項目もありますので、随時ページを更新していきます。
ぜひそっちのページも見てみてね!
てなとこで。
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