【時間泥棒】テレビで時間を浪費しない|上手く付き合う視聴方法の工夫4選

合理的な生活とか言いながら、時間を無限に奪う代表でもあるメディアが離せない生活でした。
そう、実はぼくめちゃめちゃテレビっ子なんです。

知らんがな。子って年でもないでしょ

お金もかからないですし、ついあんまり興味のない番組でも観ちゃうものですよね?
でもやらなきゃいけない仕事や家事など山積してるほど、ダラダラ観た後の罪悪感ったらありません。
そんなとこで今回は時間を無駄にはしたくない、けどテレビも観たいという多くの人のためにテレビ視聴のテクニックについてのお話です。

レベル1 録画を活用

まず第1段階としては非常にシンプルなもので、観たい番組を録画しておいて後から観るという方法です。
録画を利用することが効率化に繋がる理由は以下の3つ。

①CMが飛ばせる ②再生速度が買えられる ③次の番組に流れにくい

録画を活用した視聴の優れている点はCMをスキップできる点です。
1時間番組をリアルタイムで見るとCMも強制的に観ることになるため、50数分拘束されてしまいます。
しかしCMをスキップすれば40分前後で観終われるので、1番組当たり15分くらい節約できます。

さらに再生速度が自在なのも素晴らしいポイントです。
お笑いとかドラマは間が大事なので、倍速などで再生してしまうと面白みは半減どころじゃないでしょう。
しかし情報番組とかクイズ番組みたいにテンポがあんまり関係ない番組1.5倍速で観れば、視聴時間をさらに短縮できます。
クイズはシンキングタイムが短くなるので緊張感あってパネラーの緊張が分かる…かもしれません。

最後にもう1つ、テレビとの付き合い方で多くの人が悩む「目的の番組から引き続くダラ観」も防止できる点もメリットです。
通常の放送だと、目的の番組を見終わった後、スマホをいじりながらうっかりダラダラしてしまうと勝手に次の番組が始まってしまいます。
あまり興味が無くても何となくの流れで見てしまうことも多いんじゃないでしょうか?
録画であればこうしたことが起こらないので、メリハリを持って切り替えることが出来ます。

レベル2 タイマースイッチ

録画番組が観終わったらキッチリ切り上げて次の作業に移れるのが理想です。
しかし現実はそのままリアルタイムの放送や次の録画番組へ、とダラダラ流れてしまうもの。
そうなると折角録画の利点で稼いだ時間が無意味に垂れ流されてしまいます。
「○○分だけ」と時間を決めてしまい、それを厳格に守るのが理想ですが、自力では上手くいかないというのが現実です。

ホントのところ、観たい番組があるから「消したくない」ではなく、ただ何となく「消せない」だけというのがキモになります。
つまり子供のころのように「今日はオシマイ!」と誰かが消してくれれば、もう1度つけ直すことはほとんどないってことです。

そこでテレビ視聴を自力や意志の力に頼らず終了させるために使えるのがタイマースイッチ
コンセントにタイマースイッチを設置して、そこにテレビを接続します。
設定した時間が経過すると自動的に電気がストップするので強制的にテレビがオフになるという仕組みです。
もともと消せない理由なんて無いので、タイマーをセットし直してもう1回テレビをつけるなんて愚かなことはしないでしょう。

やることあるなら尚更ね

もちろん他に家族がいる人は、わざわざスイッチを購入する必要もありません。
「○○時まで」と宣言しておいて、時間になったら警告してもらったり強制的に消してもらえばOKです。
タイマーの利用は意志力が働きにくい自由気ままな1人暮らし向けの方法と言えます。

レベル3 ソファに座らずに観る

ソファに沈み込むようにして座っちゃうと、ダラダラ視聴が加速されます。
1つ前の項目で紹介した、テレビを何となく消せない原因の1つかもしれません。
つまりテレビを観たいからというより、ソファから立ち上がるのが嫌でその言い訳(?)としてテレビを点けっぱなしにしてるということ。

そんな人にとっては「座らずに観る」というのも、時間で視聴を切り上げるのに有効な手段です。
カウンターキッチンからリビングが見えるなら、皿洗いや料理をしながらテレビを観れるので時間の有効活用にもなります。
ルームランナー・トレッドミルが自宅にあるという人は、テレビを観ながらウォーキングするというのもオススメです。

いずれにしても立ってることで次の行動への切り替えもしやすくなります。
立ち上がるのが億劫なだけでテレビはあくまでサブという人は、こうすることで時間になったらキッチリとテレビをOFFにしやすくなるはずです。
これまでに紹介した録画やタイマースイッチといった対策とのコンボでさらに有効になります。

「立ちっぱなしじゃ疲れる」という人もいるかもしれませんが、実のところそれは慣れです。
日頃デスクワーク中心の人は立ちっぱなしに慣れにくいかもしれませんが、それはそれでダラ観防止の効果を一層高めてくれます。
座らない生活の有効性についてはこちらのページでも紹介しているので、気になる方はこちらもご覧ください。

レベル4 アプリで視聴

TVerFODのような見逃し配信をやってるアプリでテレビ視聴の効率性はさらに高くなります。

前はフジテレビの番組を観るにはFODも必須だったけど、今はTVer一本でOKだよ

もともと狭い1人暮らしだった時は、レベル3で紹介したように家事をしながらテレビを視聴できました。
しかし広い家に住んでからというものテレビを観る間、同時に何もできなくなってしまいました。

これでは色んなことを熟し切れないと思っていたところで、同僚に教えてもらってこれらのアプリに出会ったのが2018年のこと。
Amazonプライムみたいな有料のストリーミングサービスだと思ってましたが、放送から1週間以内なら無料で視聴可能だと聞いて即ダウンロードしました。

片手で持ち運べるスマホなので、キッチンでの作業や洗濯とかお風呂に入るときまで観れて家事が捗ります。
マルチタスクは一般的にはNGですが、テレビと家事のようにどちらも高度な集中や思考の要らない作業であれば問題ありません。

そしてスマホが埋まるので、SNSやメッセージアプリ、ネットサーフィン、読書などテレビ視聴と両立しようのないマルチタスクも強制的に回避できます。
純粋にそれに使った時間のみが記憶されるので、集中して観れることは満足度のアップにも貢献します。

配信アプリのデメリット

配信アプリの活用は便利ですが、以下に挙げる3つのデメリットがあるためレベルは高く設定されています。

①データ使用量の問題 ②ラインナップの幅 ③画面サイズ

デメリット1 データ消費量

ぼくが視聴するのはWi-Fiのある自宅オンリーなので影響はありません。

しかし外出中も観るとなると月末のデータ残量は厳しそうです。
有料のストリーミングサービスならダウンロードできるので、Wi-Fiのある自宅で落として外で視聴すればデータは消費しません。

しかしそんな場合でも電池残量の心配もあります。
ぼくのようにSuica・PASMOや電子書籍、メモ帳などをスマホに集約してる人は電池切れは致命的です。
最近はバッテリーの持ちが良い機種が多いですが、心配がある人は別でモバイルバッテリーなどを持ちあるく必要も出てくるでしょう。
荷物を減らしたいはずなのに余計な荷物を持ち歩く必要があるという点でちょっとマイナスかもしれません。

デメリット2 ラインナップ

全ての番組がアプリで配信されているわけではないこともデメリットです。
アプリで配信されていない番組は録画しておいてテレビで観ざるを得ません

とは言え最近は特番なども含めて、様々な番組が配信されるようになっています。
テレビではなくアプリでの視聴者が増えれば広告などもこちらにつきやすくなるので、人気番組も配信に回すインセンティブになるはずです。
ぼくたちがテレビでの視聴を減らしアプリでの視聴に切り替えることで、観たい番組が配信されるようになる可能性は高くなります。
また新番組のプロモーションなどで、過去の懐かしいドラマ作品が再配信されることもあるので、アプリならではメリットです。

因みに録画とアプリのハイブリッド視聴方法として、スマホ連携できるHDDを使うというのも1つの手です。
元はPanasonicの専売特許でしたが、今では安価なメーカーからも同様の機能を持ったHDDが販売されてます。
これならアプリで配信が無い番組も観れますし、配信期限を気にする必要もなくなります。
懐に余裕のある人は導入を検討してみてください。

デメリット3 画面サイズ

最後のデメリットがスマホのコンパクトさ故、視聴画面が小さくやや見にくいことです。
ぼくはここまでワガママ言わないけど、気になる人は気になるかもしれません。
リビングのテレビが超大画面の人などは特に不便を感じるのでしょう。

そういう人はiPadなどのタブレット端末を利用するのも1つの手です。
最近ではタブレット用の防水カバーもあるので、スマホ同様お風呂などの水回りに持ち込んでも故障の心配はありません。
もちろんそれでも大画面のテレビには劣るかもしれませんが、そこまで細部を気にする番組もないでしょう。

まとめ

メリハリを持った節度あるテレビとの付き合い方を実現するための方法・対策について解説しました。
時間を有効に使おうと思ったらテレビなんか観ない方がいいんでしょう。
けどそれが一番の娯楽だっていうならそれをカットしてまで時間を作って、果たして何のために生きてるんだって話です。

楽しくなくっちゃ人生じゃない!だからね

他にもやらなきゃいけないことがあるんだったら、ダラ観だけを止めればいいんじゃないかなってぼくは思います。
元テレビっ子なので、結構テレビが好きな人の気持ちも分かるし肩を持ってしまいがちです(笑)

とは言え受動的なメディア偏重の生活だと主体性・自主性・思考力への影響が心配なので、どっぷりは避けた方が良いでしょう。
テレビとは適度な距離感を保ちつつ、能動的に楽しめるものを探していく方が健全です。
ぼくの場合は筋トレやブログ活動でしたが、そちらの楽しさに気付くと受動メディアからは自然と離れていきます。

てなとこで。

参考文献

ジェイク・ナップ (著), ジョン・ゼラツキー (著) ダイヤモンド社