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知ったかぶりの心理と弊害

人と会話してるとき、相手がさも知ってて当然ってテンションで話してくることがあるけど、そういう時に知らないことは「知らない」って言えますか?
多分ほとんどの人が適当に知ったかぶって話合わせてると思います。
結構当たり前のことのように聞こえるだろうけど、この知ったかぶりはやめた方が良い。
そんなとこで今回は、知ったかぶりの弊害というお話です。

何故人は知ったかぶりをするのか?

知ったかぶりをしてしまう理由は大きく2つでしょう。
1つが無知を恥ずかしいと思っていること。
知らないと正直に言ったら馬鹿だと思われるんじゃないかっていう恐怖感から知ったかぶりをするパターン。
もう1つが話の腰や期待を折らないようにと相手に気を使っていること。
さも知ってて当然のことのように話されると知らないと言いにくい。
相手と関心とか趣味がずれてると関係が上手くいかないと思うのかも知れません。
ま、これに関しては話し手の言い方にも問題あるんですけど。
普段からの共通の話題ならまだしも、そうじゃないなら「○○って知ってる?」って聞いてから話すべきとこ。

あくまでその場しのぎ

知ったかぶりをする理由は2つのうちどっちかのタイプってわけではなく、相手とか話題によって変わるはず。
ただいずれにしても知ったかぶりはその場しのぎにしかならない。
適当に話を合わせておいて、話が深くなってから知らないことが露呈するのが一番関係悪化に繋がります。
知らないことは知らないと言った方が色んなメリットがあるから、人間関係を円滑にしたいと本当に思っているなら、やはり知ったかぶりはするべきじゃないです。

相手に関心を見せられる

相手の話題に詳しくないと、「趣味が共有できないな」とか「関心が違うんだな」って思われるんじゃないかって人がいるかもしれません。
けど知ったかぶりしてると「あー」とか「ああそれねー」みたいに気のない返事をせざるを得ないから、どのみちバレるし気まずい。
ならいっそそれについて思いっきり関心を持って、0から質問してく方が生産性があります。
「知らない」しか言わないと人間関係がまずいけど、知ろうとする姿勢を示せば、自分の趣味に関心を持ってくれてるって思えて、元から知ってた人よりも株を上げることもできるかもしれません。

新しい知識に出会うチャンス

いくつも趣味を持っていると多趣味だとか何でも詳しいとかって評価されるけど、どんなに多趣味な人でも、この世にごまんとあることについて全部詳しい人はいません。
人が一生かけても経験できることなんてたかが知れてるし、死ぬまで知らないままってことはいくらでもある。
自分の関心のない分野に時間をかけて深く通じた人からその良さや勘所を教えてもらえるというのは非常に効率的な学習の機会です。
読書のメリットと似ています。
話してて分からないことがあったら後でネットで調べるって人もいるかもしれないけど、メモでもしとかない限り「絶対に」やらないから。
なるべく自分の関心のない分野とマッチングすることで、新しい世界が開けたり、イノベーションが生まれたりするはずなので、折角の学習機会を逃さないようにしたいですね。

質問の仕方は考えよう

知ったかぶりしないで、知らないことは積極的に聞く姿勢が大事とは言ったけど、「何それ?」みたいにあまりにも漠然とした質問は相手の心象も良くないし、会話が建設的になりません。
質問の仕方はもちろん、それなりのリテラシーは必要ということです。
とは言っても全く知らない分野のリテラシーなんてあるわけがない。
大事なのは質問の仕方とか基本的な考え方。
まず質問は次々横に並べていくのではなく、回答を受けてさらに深めるスタイル。
質問は数とか広さじゃなくて深さと質です。
物事の根っこでは共通する部分があるはずだから、例えば「自分のやってる格闘技の場合トレーニングは○○だけど、漕艇の場合は何か特殊なの?」といった具合に共通項やエッセンスに話を持ってくれば、質問もしやすいし理解も深まりやすくなります。

まとめ

知ったかぶりはしないことって話でした。
適当に話を合わせて盛り上がってる風な雰囲気を作るのがコミュニケーション能力なのではなく、知らないことは知らないって言えるし、そこから情報を引き出しながら本当に盛り上がることが真のコミュニケーション能力です。
人当りは良いけど中身がない薄っぺらな会話しかできない人間は社会で必要とされるコミュニケーション能力のある人材ではないし、そういう能力を養う訓練機会としても知ったかぶりで表面的な会話をしないよう心掛けておくと就職とか恋愛にも有利でしょう。
てなとこで。