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貯金を阻むラテマネー消費を削減する方法|家計に潜む真の問題児

家計管理や貯金術の話題で定番の項目は固定費の見直しです。

シンプルにムダはしっかり削りたいですし、毎月かかる費用なので手間に対して効果が長続きする点では効率的と言えます。

しかし固定費に当たる費目も金額も実は限定的で、大げさに喧伝されているほど劇的な効果は発揮しないのです。

「高度なテクニックというより基本中の基本だね」

家計に潜む本当の見直しポイントは別にあり、これを本格的に見直して初めて見直したと言えます。

・ラテマネーとは何か


・ラテマネーの問題点


・一般的だけど失敗しやすい消費のムダの削り方


・ぼくがオススメする正しいムダの削り方

諸悪の根源はラテマネー

ラテマネーという言葉をご存知でしょうか?

近ごろ家計管理のポイントとして注目されつつあるムダな消費の総称です。

「毎朝通勤時にカフェに立ち寄って買うラテ」がありがちで分かりやすいため、その語源となっています。

「少額」で「特別大きな喜びも痛みも伴わない」という特徴を持つ出費は全てラテマネーに該当する消費支出です。

印象に残りにくいので、正確に家計簿でもつけていない限り後から思い返しても忘れてしまいがち。

結果的に消費を見直そうにもそもそも焦点が当たらずに見過ごされ、密かに家計を圧迫してることにも気付かなくなってしまいます。

誰もが家計改善の手始めに大きな出費を削ろうとしますが、期待するほど大きな効果は上がりません。

大きなムダというものはあまりに目に付くので、元からほとんど残ってないことが最大の理由。

本当に見直すべき項目は小さい出費の山の中にあり、それこそがまさにこのラテマネーです。

貯金目標の100万円と比べたら数十~数百円程度の出費を削ってもさほどインパクトが無いように思うのも分かります。

しかしこうした細かい浪費を地道に処分していくことこそが、やがて大きな貯金・資産を作ることに繋がるのです。

習慣化は諸刃の剣

近ごろダイエットや早起き、そして節約など、好ましいけどなかなか続けられない行動を身に着ける手段として注目されている「習慣化」。

当たり前の行動として脳に一旦認識させれば、負担感がなくなり継続も容易になるってメカニズムです。

確かに好ましい行動に向けられれば心強い味方ですが、好ましくない行動に向くと非常に厄介な敵になります。

そしてかく言うラテマネーこそこの習慣化の悪い側面の現れとも言えるものなのです。

習慣化についてはダイエットを中心に別のページで解説していますが、基本は「スモールステップ」。

すなわち脳のセンサーに引っかからないように小さく始めて徐々にレベルを上げていくことです。

「意気込んで始めるダイエットが長続きしないのは習慣化の真逆を行ってるから」

ラテマネー的支出はまさにこの条件を満たしています。

最初は80円の缶コーヒーから始まり、コンビニの120円の挽き立てコーヒーになり、と徐々に段階を踏んでいき、いつしかカフェの300円のラテが当たり前になってしまうのです。

そして脳に一度「当然」と記録されてしまうと、今度は取り除くことが「損失」と認識されるので簡単には取り除けません。

ここがラテマネーの厄介なところで、気を引き締めて本格的に対策に取り組まないと削ることはできないでしょう。

その支出ほんとうに必要ですか?

家計簿の記録やレシート・明細表の山を手元に準備したら、いよいよラテマネー削減に取り掛かります。

ここでポイントになるのが「聖域を設けない」ってことです。

心理会計による思い込み

人間には心理会計という「心の財布」があり、意識的に予算分けをしてなくても財布(支出項目)ごとに金銭感覚が異なります

日用品の買い出しでは数円~数十円にもケチケチするのに、旅行先では500円もするソフトクリームを平気で買うのが分かりやすい例ですね。

つまり「外食費」や「レジャー費」など特別な費用として予算分けをしてる場合、この中の支出については判断基準が甘くなりやすいのです。

また逆に食費や日用品など必需品に充てる項目にも注意しましょう。

「必要なものしか買ってない」という思い込みが働き、これはこれで判断基準が甘くなりやすいからです。

結局はどの費目であっても同じ金銭感覚を持って「これは本当に必要な支出か?」という判断に掛けるべきということになります。

目立たない項目にも問題あり

また目立つ項目にばかりメスを入れようとしがちな点にも注意が必要です。

家計簿でもレシートでも1か月分をまとめて見返してみると、非常に多くの品目に支出してることが分かります。

これらを1つ1つ丁寧に吟味していくとなるとなかなか骨の折れる作業になるでしょう。

結果的に単価や総額が大きい項目や品目だけ判断にかけたくなる気持ちも分かります。

しかし総額が大きいものは食べたり使ったりする頻度が高いもの(本当の必需品)で、単価が高いものはさほど頻度が高くないかもしれません。

「そもそも高額な時点で印象的なはずで、ラテマネーの定義からも外れてるね」

既に発生しているラテマネーの削減は当然のこととして、未来のラテマネーの芽を摘むことも重要です。

コーヒーのように単価が徐々に上がっていくものばかりじゃなく、頻度や数量が徐々に増えていくパターンもあります。

今は少なくても「少額」でさして「喜びも痛みもない」出費を漏れなくピックアップしましょう。

ゼロベースで支出項目を積み上げる

第1ステップは要らないものを探すという視点でしたが、実はこの方法ではあまり成功しません。

「もちろん本気で貯金しようと思ってる人は別だけどね」

そもそも必要ないと思いながら出費してること自体考えにくいので、これは当然と言えば当然かもしれません。

断捨離で「要るもの・要らないもの」分類をしてもあまり上手くいかないのとちょうど同じことです。

そこで発想を転換し、分類の仕方を変えてみましょう。具体的には「絶対に必要なもの」と「それ以外」という分別の仕方です。

この分類にすると「いつか使うかも…」程度の理由で「要らない」に分類されなかったものを捨てることができます。

出費も同じで、習慣になってるものは「まあ…要らなくはないでしょう」と思ってしまうもの。

そこでちょっと基準を引き上げて、本当に心の底から欠かせないと言い張れるものじゃなければ残さないことにするのです。

もっと徹底するならその出費が「なぜ」必要なのかを明確に説明できることを条件にする方法もあります。

人間は単なる「欲しい」を巧妙に「必要」にすり替えるのが得意だからです。

その出費が必要な理由を自分に問い直し、もっともらしいだけで理由になってないようなら即ゴミ箱行きにしましょう。

このようにモノの断捨離と出費の断捨離は共通点が多く、「部屋が散らかってる人はお金が貯まりにくい」と言われるのにも一定の関係がありそうです。

「もっと直球に言えば、モノを捨てられない人は「貧乏性」って言われるしね」

現在の生活スタイルに執着せず、要らなくなった出費はさっさと切り捨てるドライな精神が貧乏も遠ざけることに繋がります。

中間的な選択肢を作ってみる

この方法でも浪費を上手く削りきれない人がいるかもしれません。

「本当に必要か?」という判断基準でも上手くいかない理由として、「0か100か」という極端な選択肢しかないことが1つ挙げられます。

この判断は多くの人にとってかなり困難なものになるでしょう。

ラテマネーは当たり前(習慣)になってしまった消費(生活水準)。

そしてその当たり前の日常を削ることは損失として認識され、心理的な痛みを伴うから。

そう、失う痛みは何もお金やモノなど物質的なものに限らず、生活水準という実体のないものでも生じるのです。

「サブスクの「1か月無料お試し」とかもこのメカニズムを利用(悪用)してるしね」

つまり今まで当然のように消費してきたものをいきなり無くすというのは心理学的に見てもあまり現実的ではありません。

まずは支出レベルの調整から

そこで削減できなかった品目に対して次に実行してほしいのが「0と100の間」の選択肢。

すなわち支出のグレード、数量、頻度などを少し下げてみることを考えます。

ラテマネーが生じた経緯(習慣化のメカニズム)と逆順をたどって、段階的に無くしていこうって戦略です。

例えば以下のような出費を見直してみましょう。

・ビタミンが大事だからと毎日食べてるフルーツ。実はそんなに効果を実感していない。


・ハイグレードなエクストラバージンオリーブオイルを買ってるけど正直違いは分からない。

・擦らなくていい洗剤を買ってるけど、正直大して楽になった実感はない。

・高級化粧品メーカーの化粧水や乳液、美容液を使っているがあまり肌質は改善していない。(ちなみに化粧水は肌のコンディショニングに不要)

などなど

よく考えると単に習慣になって止められなくなってるだけで、安い代案や実は無くても大して変わらない出費もあるのでは?

これはぼくが絞り出した一例ですが、見直してみると「言われてみれば…」ってなる出費が出てくるはず。

徐々に頻度を下げていき、最終的には要らないことを実感して、家計から排除できるまでになれば上々です。

頻度を下げれば相乗効果が期待できる

頻度を下げることには、ありがたみや喜びという出費によるインパクトを大きくする効果もあります。

数百円もするバカ高いコーヒーやチョコのはずなのに、仕事の片手間に死んだような目で消費してる人が非常に多い印象です。

慣れのせいでありがたみや美味しさを最初ほど感じなくなってしまってる証拠で、これも習慣化の負の側面と言えます。

こうなると人は量を増やすことで新鮮な喜びを得ようとしますが、これはまさに薬物依存や砂糖中毒のメカニズムと全く同じです。

大抵は嗜好品なので、支出のムダが増えるだけじゃなく肥満や病気の原因にもなります。

ここで取るべき本当に有効な戦略は増やすことじゃなく、逆に減らしてみることです。

そうすることで「いつものラテ」が「ご褒美のラテ」に変わり、味わい方も満足度も格段に改善します。

まずはここからでも試してみてください。

まとめ

ラテマネー的な支出の削減方法について解説してきました。

少額で習慣化してしまった消費は家計のありとあらゆる隙間にゴキブリのように潜み紛れ込んでいます。

味方なら心強い習慣化も、浪費のような悪癖と結びついてしまえば厄介な敵です。

捨てられないかを問うことから始め、それで削れないなら本当に必要なものだけをピックアップする方法で検討します。

しかし習慣化したものを切り捨てるのは簡単じゃないので、習慣化したのと逆の行程をたどって徐々に減らしていく方が現実的です。

頻度やグレード・価格を下げるとこから始めて、最終的にはゼロにできるのが理想。

家計改善に欠かせないキーワード「聖域なし」を念頭に隈なく見直し、健全な消費体質を手に入れましょう。

てなとこで。