https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3516876&pid=886483703&vc_url=https%3A%2F%2Fwowma.jp%2Fitem%2F435928582%3Faff_id%3Dvco

初心者にオススメの投資信託の選び方と注意点【積立てNISA・iDeCo】

老後2,000万円問題が叫ばれて久しく、コロナ不況なども相まって資産運用意識が広く浸透しつつあります。

個別株やFX、ビットコインなどは価格変動リスクが高く、また資金面での参入ハードルが高く敬遠されがち。

そんな中でも生活の余裕資金で小額から柔軟な金額設定で投資を続けられる投資信託は庶民の強い味方です。

積み立てNISAやiDeCoなどの税優遇制度も活用できるので、投資信託について知っておいて損はありません。

ただいざ投資信託で運用をしてみようと証券会社のサイトを見てみると山ほどあり、どれを購入すべきか悩んでしまうでしょう。

そこで、どんな投資信託を選ぶのが良いのか、購入に当たって考慮すべきポイントについて解説します。

このページでわかること

・投資信託を選ぶ時に見るべきポイント
・ノーロードは完全に無料か?
・投資信託の隠れコストとは何か?
・配当金は受け取るべきか、再投資か?

投資信託選びのポイント

投資信託を選ぶ時に見るべきポイントや注意点は5つです。

具体的には以下の通り。

①パッシブ運用かアクティブ運用か
②購入時にかかる手数料
③運用期間中にかかる手数料
④純資産残高
⑤利回り

他にも細かく精査すべきポイントがあるという意見もあるかもしれません。

しかし投資信託というお任せ商品での運用を中心に考えている人は、そこまで運用やポートフォリオの分析に時間を割けない人でしょう。

そのためなるべくチェックポイントは最低限にし、大きく損を出さないことを主眼にするのがベストだとぼくは考えています。

「実際ものによってはちゃんと調べないといけない項目もあるからね」

早速それぞれのポイントについて見ていきましょう。

①投資信託の運用形態

投資信託とは国内外の株式や債権、不動産やコモディティ(商品)などをみんなから集めたお金で購入する投資手法です。

つまりその購入する対象や内訳・比率によってリスクやリターン、コストの大きさが変わります。

そんな投資信託の最もシンプルな分類が、パッシブ(消極)運用かアクティブ(積極)運用かです。

パッシブ運用

パッシブ運用の代表例は日経平均やTOPIX、ナスダックなどピックアップされた株価の指数への連動を目指すインデックスファンドと言われるものが代表的です。

それぞれの指標を構成する銘柄や割合は既に決まっているので、証券会社のファンドマネージャーの分析やテクニックが入り込む余地はありません。

幅広く分散して投資しているので、ハイリターン商品に1点集中投資するのに比べるとリターンの華やかさはほとんどないと言えます。

いわゆる市場平均という良くも悪くも標準的なリターンを目指す運用方法です。

アクティブ運用

一方のパッシブ運用商品は証券会社や各ファンドマネージャーの腕の見せどころといった商品です。

リスク・リターンの高い資産クラスを多めに資金を傾けたり、テクニックを駆使してデイトレーディング的にキャピタルゲイン(値上がり益)を取るモノなど様々。

年代やリスク許容度に合わせて選べるよう幅広いバランスの商品が用意されています。

パッシブ運用に比べて見込みの利回りが高く設定されていることが多いですが、その裏にはリスクを抱えていることも忘れてはいけません。

どちらの商品の方が良い?

ここまでの説明を踏まえると、リスクを抑えたい人はパッシブ運用、リスクを取れる人はアクティブ運用となりそうです。

が、投資信託での運用を考えているなら答えはパッシブ運用一択。ポイントは先行きの見通しと手数料の2つです。

まず投資信託の売り文句として、「プロ」にお任せといった触れ込みがあります。

確かに証券会社のトレーダーやファンドマネージャーは企業の財務分析などにかける時間が膨大で、経済に関する知識も豊富です。

しかしそんな「プロ」にとっても株価の動向については一寸先は闇状態。実はほとんど読めていません。

「チンパンジーにダーツを投げて選ばせた銘柄のパフォーマンスの方がファンドマネージャーより高かったなんて逸話もあるほど」

結果的にほとんどのアクティブ運用の成績はパッシブ運用に劣ります。

中には市場平均を上回る運用成績を叩きだすアクティブファンドが稀に現れることもあります。

そういったファンドマネージャーを信頼すればいいではないかって声も聞かれそうですが、言ってしまえば「たまたま」です。

ほとんど先が見えていない手探り状態で出した「過去の」実績など未来の成績には全く関係ありません。

「一時的に」成績が市場平均を上回る程度ならザラにありますが、「継続的に」上回ることはほとんどありません。

そんなたまたま上手くいくファンドを探し渡り歩く自信があるなら別ですが、それならもう自分で運用した方がよっぽど効率的なのでは?

②売買にかかる手数料

まず投資信託を始める入口の段階で購入手数料というものが発生します。

最近でこそノーロードといって、購入時の手数料が0円の投資信託も増えてきましたが、未だに手数料がかかるものもチラホラ。

購入時にしかかからないと油断する人もいますが、積立などの場合は毎月そのコストが発生することになります。

また投資信託を解約(売却)する時にも手数料が発生するファンドもあります。

これは信託財産留保額と言われ、売却時のファンドの基準価額の0.2~0.3%です。

パッシブ運用にしろアクティブ運用にしろ、どの証券会社もだいたい似たようなファンドを販売しています。

特殊なファンドなどよほどの理由がない限りは他の証券会社を当たって手数料の安い、または無料のものを探すようにしましょう。

「まあ前の項でオススメしたパッシブ運用のファンドはほとんどノーロードなんだけどね」

ちなみにiDeCoで販売されている投資信託は全て購入手数料ゼロ、ノーロードですのでご安心を。

③運用期間中にかかる手数料

手数料無料・ノーロードという売り込みを見て、完全無料だと勘違いする人が結構います。

しかしノーロードの商品でも運用期間中はずっと、大なり小なり運用手数料がかかるので勘違いしないようにしましょう。

信託報酬

投資信託の場合はこれを信託報酬と言い、傾向的にアクティブ運用のファンドほど高くなります。

さらにパッシブ運用のインデックスファンドでも証券会社などによって信託報酬は結構大きく変わることにも要注意。

信託報酬は各ファンドのページで公開されているので、少しメンドウでも比較するようにしましょう。

因みに新たに設定された投資信託の場合、信託報酬のキャンペーン適用があるので、ここにも注意が必要です。

キャンペーン期間中は破格でも通常価格に戻ったら普通かそれより高くなることもあります。

投資信託は基本的に中長期の運用が前提なので、最初の数か月だけ信託報酬が安くてもあまり意味はありません。

そういった将来的な値上げの可能性などもリサーチしておきましょう。

隠れコスト

売買手数料、そして信託報酬さえ押さえればあとは万事オッケー…ともいかないのが難しいところ。

実は投資信託には隠れコストと言われる別の手数料が発生するのです。

ぼくたちが株式市場で株の売買をする時に手数料や為替コストが発生するのと同様に、ファンドの運用過程でもそういったコストがかかります。

ただどれだけ売買をするか、為替レートがどうなるかはやってみないと分かりません。

そのため事前に開示はされず運用実績として事後に報告されます。

「隠れコストって呼称だと証券会社がわざと隠してるみたいで人聞き悪いよね」

しかし全く読めないわけではなく過去の報告書を読むことで、だいたいどの程度かかるか予想することができます。

いくつか候補をピックアップしたら、実績に記載された隠れコストも含めた予想コストを比較して投資信託を決定しましょう。

手数料負け

最初の項目でパッシブ運用のファンド一択だと紹介しましたが、その理由はこの運用中の手数料の問題もあるのです。

ごく少数のアクティブファンドでは一時的に市場平均、すなわちパッシブ運用のパフォーマンスを上回ることもあります。

しかし大幅に上回ることはほとんどなく、上回った分は信託報酬と隠れコストの高さのせいで無いも同然になってしまうのです。

これを手数料負けと言います。しかもアクティブファンドほど隠れコストが読みにくいという難点も。

アクティブファンドほど銘柄の入れ替えにムラがあるので、次の期に前期と同程度の隠れコストに収まる保証は無いのです。

「信託報酬が高いのは売買が多いからって聞いたけど、隠れコストも高くなるの?」

これも勘違いされがちなのですが、頻繁な売買に伴うコストは信託報酬には計上されていません。

信託報酬とはあくまでファンドマネージャーの腕、すなわち銘柄の選定や売買のタイミングなどへの委託費用であり、機械的にかかるコスト代ではないからです。

例外中の例外中の例外的なファンドを見つけることができない限り手数料負けは必至。やはりパッシブ運用一択でしょう。

またiDeCoの手数料は、ここで挙げたもの以外にも制度上いくつか固定費が発生します。

その点については別のページで詳しく解説してるので、リンク先の記事をご覧ください。

④純資産残高

余裕があるなら投資を考えているファンドの純資産残高も確認しておきましょう。

純資産残高とは、その投資信託がぼくたち一般の投資家から集めた資金の総額のこと。

なぜこの資産残高が重要かと言えば、あまりに資金が少ないと投資の柔軟性が下がり健全な運用ができなくなってしまうからです。

そうなると償還といって途中で運用が終了してしまうこともあります。

償還に至ったファンドの場合、多くの投資家の資金は元本割れを起こしている可能性があるので、これは大きなリスクです。

投資信託の健全運用の安心ラインと言われているのは50億円なので、ここを割っているファンドの場合は精査が必要でしょう。

逆に100億円を越えるレベルになってくれば大差無いので、わざわざ純資産残高が最大のファンドを探す必要はありません。

とは言えパッシブ運用のインデックスファンドの重要性に気付く投資家が増え、資金も集まってきているので、あまり心配は要らないかと。

⑤利回り

安全な投資信託選びのポイントを重点的に解説してきましたが、とは言え儲けを出したい以上利回りも重要でしょう。

まず、ぼくがオススメしているインデックスファンドの利回りはそんなに高くありません。

もちろん採用(連動)している指数にも依りますが、基本的にはまあ平凡なものです。

そのため利回りの優先順位を高く設定してしまうと、インデックスファンドが排除されやすくなります。

ただ同じ指数でも利回りがファンドによって異なることがあるので、ここまでの基準を満たした上でならより利回りが高い方を選ぶべきってことです。

「利回りよりも時間を味方につけて堅実に増やしてくことを重視しよう」

ちなみに投資信託の場合、配当金の取り扱いが投資の仕方によって変化します。

具体的には現金で受け取るか、そのままその投資信託の買い増しに自動的に回されるかの2種類です。

ETFと比較した投資信託の良さはこの配当金の自動的な再投資にあるので、迷わず後者を選ぶようにしましょう。

ETFと投資信託の違いや比較については別のページで解説します。理由はこちらをご覧ください。

まとめ

投資の初心者が始めやすい投資信託の選び方、注意点について解説しました。

数の暴力とでも言うべきほどの投資信託の数があり、どれを選べば良いか悩む人も多くいるでしょう。

まずシンプルに良く分からない仕組みが複雑な商品は無視して、シンプルなインデックスファンドだけで絞り込みます。

これだけでかなり選択肢は絞り込めるはず。後は手数料や信託報酬、資産残高などを加味して厳選しましょう。

ちょっとめんどくさいと感じた人もいるかもしれませんが、選定をしっかりすれば、あとは家計に合わせて投資額を調整するだけです。

産みの苦しみを越えれば後は自動化で楽できるので、入口の部分だけは頑張りましょう。

利回りの項目でもちょっと触れましたが、ETFという形式でのもあり場合によってはこちらの方が好条件にもなります。

両者の比較については別のページで解説するので、興味のある人はこちらも見てみてください。(再掲)

てなとこで。