AINX(アイネクス)の食洗器AX-S3Wの洗浄力・使用感レビュー

AINXの食洗器
引用元:AINXホームページより

前回は食洗器の種類、選ぶときのポイント、そして今回ぼくが購入したAINX(アイネクス)の食洗器のスペックを紹介しました。

今回は到着時の開梱から気になる実際の洗浄性能まで紹介していきます。

なかなかメーカーのホームページやスペック表記からだけでは分からないポイントなので、購入時の参考にしてもらえれば幸いです。

AINX食洗器が到着

開梱作業 ムダな苦労を…

到着後、さっそく開梱しました。

本体の側面に取っ手がなく、本体も結構大きく重いので出すのに一苦労でした。

しかし底に残った発泡スチロールを持ち上げてみると…あれ?

何故でしょう?不思議なことに床が見えますね。

じつはこのように段ボールの底がなく、テープを切れば外を持ち上げるだけで開梱できる工夫がされていました。

メーカーのせっかくの工夫を力技でふいにしてしまう脳筋なのでした(笑)。

内容物と外観

付属品を含めると内容物はこちらの通り。

・タンクに注水する際に使用するピッチャー×1
・分岐水栓接続用のホース×1
・排水用のホース×1
・カゴ×1
(トレーの網から落ちるような小さいけど厚みがあって上段に入らないもの用)

非常にシンプルですね。

本体がとにかく大きい分、他はごちゃごちゃしないのがありがたいです。

ちなみにぼくはカゴを使ったことはありません(笑)。

あ、ちゃんと取扱説明書もついてますよ!

前回も紹介した通り内部は珍しい上下2段式。

下は食器など大きなものを入れて、上は箸やスプーンなどの小物を入れられるので、けっこうな数の食器を一度に洗浄できます。

上のフタを開けて注水します。

下段のノズルとフィルターです。

簡単に外せるので定期的に手洗いする必要があります。

AINXの洗浄力

ここから気になるAINXの洗浄機能について解説します。

食事に使ったものを洗うので、見た目が汚い写真が掲載されていることをご了承ください。

今回の検証ターゲット

今回はとりわけ頑固そうな汚れをラインナップしました。

汚い写真なのでご注意を。

選手紹介

①卵かけごはんの生卵が固まりつつあるタッパー
②油の多いカレーのタッパー
③油多めのパスタソースの皿
④トマト系のソースが固まりつつある皿

網羅しきれていないかもしれませんが、浸け置きも拭き取りも一切していない、かなり食洗器に手厳しい精鋭揃いではないかと思います。

フタにある溝に洗剤をセットします。

※必ず食洗器用の洗剤を用意しましょう。普通の洗剤は泡が立ちすぎて故障します。

今回はタブレットタイプを使っていますが、粉末や液体タイプの洗剤もあります。

ぼくは計るのもめんどくさいので置くだけで済むタブレットタイプ1択ですね。

ぼくが使っているこれは150錠入りで1,500円くらいと意外とリーズナブルで、1日1回の洗浄なら約5ヵ月分です。

1月当たり300円くらい1回10円なのでそう考えたらコスパは良いかと思います。

注水

ピッチャーを使って注水。満水近くまで入れて3回くらいです。

満水になるとアラームで通知してくれるので、何L入れたかを自分でいちいち覚えている必要はありません。

注水!

タンク式あるあるですが、慎重に注がないと結構水がはねます。

収納にはあまり関係ないですが、ここで若干高さが仇になります。

もちろん慎重にやればこぼさずに注げますが、さっさと終わらせたいのでぼくは毎回テキトーです。

慣れて安定を獲得するか、満水までピッチャーに入れずに注水回数を増やせばほとんどこぼすことはなくなりますよ!

食器の収納

さきほど紹介した選手を含めて他のものも洗ってしまおうかと。

上段には箸やスプーンだけでなく、タッパーやシェイカーのフタなども入ります(高さ5.2㎝くらい)。

洗剤もったいないし、実際の使用感に近付けた方がいいからね!

小鍋や写真のように炊飯器(5.5合炊き)も入ってしまうので、結構な収納力です。

高さもぴったりです。

標準的なスタンダードモードで洗浄。

本来カレーとかパスタの食器があったらストロングの方が合っていると思いますが、地の力でどこまでいけるかを検証したいと思います。

洗浄中の写真もトライしたのですが、水流が強くて上手く映らないので断念しました。

洗浄完了

パッとみた感じ綺麗になっていますね。

他の食器の普通レベルの汚れはもちろん、最初に紹介した4選手もバッチリ汚れが落ちています。

ちなみにうっすら照らしている青い光は単なる照明で、殺菌灯とかではありません。

乾燥については既に紹介した通りで、完全ではなく特にプラスチック製のタッパーは乾きが悪いです。

溝もあるので水はどうしても残ってしまうので、乾燥用のカゴかふきんでの拭き取りが必要ですね。

ちなみに追い乾燥すればほぼ確実に乾きます。時間と電気に余裕があれば是非。

まとめ

AINXの食洗器の洗浄力と使用感について解説しました。

今回写真で確認していただいたように洗浄力はしっかりしていると思います。

うっかりタッパーが重なってしまった時を除いて、これまで汚れ落ちが不十分だと感じたことはありません。

乾きは不完全ですが送風オンリーのモデルよりははるかに優れています。

全体的に不満はなくオススメできる製品です。

ただ1つ注意があるとすれば開梱作業。

底が抜ける工夫がされているので、持ち上げようと奮闘するようなぼくと同じムダな苦労をしないでください(笑)。

てなとこで。